奇跡じゃない、ただ素敵な明日へ

だいたい向井康二くんの話です

門出を純粋に祝えなかったオタクの話

 

これが私があの第一報を見たときの最初のことば。

 

『タッキーがJr.をマネージメントする会社作って社長になったよ!Snow Manが9人体制になるよ!向井康二もその中にいるよ!』

 

なんにもわからなかった。

 

何度も何度も新聞記事の画像見て、何回も何回も拡大して、

「これほんまにSnow Man?は??これ康二さん??嘘やろ??なにそれ」

って、ずーっとブツブツ呟いて。

 

怪しんだ母親に「なに?きもちわるい」って聞かれて、「康二さんがSnow Manに入るらしい…」って言ったら、母親にも意味分からないって顔で「はぁ?」って言われつつ、時間も時間だったので寝に行って。

 

ベッドの上で何度読んでも、やっぱり加入って書いてて。

 

 

 


この件を見つけたのは、ちょうどジャニ勉で関ジュと大倉くんのコーナーが放送終わった直後だった。

 

わけもわからず、ただ泣きながら、関西ジャニーズJr.じゃなくなるかもしれない(このときはまだ兼任が彼にも当てはまるとかいろんな情報が錯綜してた)向井康二のことをずっと考えてた。

 

新生Snow Manの写真に写る彼は、作り笑いに見えた。

今でも見えてる。

 

 

私が彼を知ったのは、2012年夏から秋頃。

 

それからずいぶん飛んで、初めて生で見ることができたのは2014年のクリパ。

これが私の短い人生で初めて入ったコンサートでもあった。

 

まだKinKanもいて、なにわ皇子もいて、文一さん龍太くん、たくさん仲間がいて。

 

たくさんの仲間を背負って立つ6人(+2人)、そして康二さんが特別輝いて見えた。

 

たまたますごく良いお席で見ることができたのに、極度の引っ込み思案なのに1人で入ってた私は目の前に来てくれるみんなに手を振ることすらできなくて。

ペンライトと、その頃は許されていたうちわをただただ持って、初めて見る煌びやかな世界に目を奪われた。

 

すごいな、かっこいいな、みんなキラキラだな。

 

公演も終わりかけ、下手側にいた私が上手側にいた康二さんをずっと見てたら、バチッと目が合って、手を振ってくれた。今思い出しても控えめなファンサだったし、キラキラ笑顔のイメージもないからたぶんニコニコしてるわけではなかったんだと思う。

びっくりして記憶が薄くて、でも隙間をぬって一直線に彼と目が合ったことだけは鮮明に覚えてる。

 

MCでの文一さんの独壇場にケラケラ笑ってる康二さんを見るのが、このときすでに大好きだった。

 

 

その次の、2015年春の公演。運良く初日に入って、出ないよって言われてた紫耀が見学に来てくれて、無理やり壇上に連れてかれて、たこ焼き早食いに参加させられてた。

Kin Kan3人でキャッキャしてて、かわいかったな。やっぱり康二さんが、Kin Kanが、"なにきん"が、好きだなって改めて思った。

 

あれが、私が今でも大好きなKin Kanが最後に揃った公演。

 

その公演が終わって、康二さんの相方は自らの夢に向かって別の道を歩き出した。

 

 

あのときもすごく泣いた。

もちろんあの子が大好きだったのもあるけど、やっぱりそのときも康二さんのことで頭は一杯だったと思う。

 

彼のことが大好きで、ずっとニコニコふにゃふにゃ笑ってて、彼のツッコミを頼ってて、唯一無二の相方だった彼を失った康二さんを、勝手に心配した。

 

大丈夫なのかな、康二さんのボケ回収できる人いるの?康二さんが頼れる人いるの?

 

でもそんな勝手な心配は杞憂で。

 

それから少し経って、KinKanのもうひとりの仲間だった紫耀と、少し頼もしくなった廉が東京に行ってしまって、康二さんの隣には龍太くんがいてくれるようになった。

 

なんでもツッコんでくれる龍太くんに、また相方と一緒のときみたいにふにゃふにゃ笑ってて、思う存分ボケられるね、頼れるね、よかったねって、また勝手に安心した。

 

関西Jr.としては大吾とふたり、センターで引っ張るようになった。

 

不思議だったな。

 

それまでも6人の中では最年長だったものの、立ち位置的にはやっぱり、紫耀と廉がセンターって感じだったから、立ち位置からちゃんと引っ張ってる!って感動したのを覚えてる。

 

 

その後も何度か当たらないことはあれど、半年に1回ぐらいは生で見ることができてた。

 

どんどん入れなくなるな、人気なんだな、って勝手に感慨深くなってみたり。

 

 

1番忘れられないのは、今のジャニーズWESTが抜けた新生関西Jr.で初めて立った大阪城ホール。2018年のあけおめ。

ほんとに運良く制作開放で入れて、アリーナのお席で、ずっと見上げてた。

 

「はぁ〜!すごいな〜!お客さんいっぱいだな〜!」

 

そんな中で披露したソロ、『Hit the floor』。

 

クリパは入れてたから初めて見たわけじゃなかったけど、松竹座でも見た景色が、大阪城ホールではスケールアップしてた。

 

一面緑、緑、緑!それはそれは、圧巻で!

緑の海って言葉がぴったりな光景。

 

アリーナでそれに埋もれながら、流れ出す涙を止められなくて。

たぶん、日誌で本人が嬉しいって言ってくれたから、みんなそれを見て色を変えてくれたんだろうけど。

 

すごいよ、関西担も、康二さんも。この人のファンになれてよかったな、って、また思い直した。

 

この景色を、後に彼は自作の歌にしてくれた。

びっくりしたし、また泣いた。やっぱり好きだって思った。

 

 

その後、春夏と当たらないまま、新しいユニットができた。

 

なにわ男子ってなに?皇子の進化系?ぐらいに思ってた。

 

 

 

 

たしかこれがそのときのツイート。このときそんなに危機感を感じてなかったのがツイート見てると手に取るように分かって今さら笑った。

まぁすぐ現実逃避して別の推しにキャッキャしてたから嫌な予感はしてたんだろうけど。

 

 

大倉くんと横山くんが関西Jr.の演出に初めて入ってくれた2018年の梅芸も運良く見ることができた。

 

しきりにメディアで『応募総数70万以上!』とか『新ユニット、なにわ男子がお披露目!』とかって繰り返されてるのを見ながら、別にそれを知ってて応募したんじゃないけどなぁと思ったり嫌だ嫌だってこっそり思ったりしてた。

 

けど、実際見ると、案外かわらなかったんですよね。

 

今まで全員の曲では高音パートは康二さんがほぼ全部担ってたのに、はっすんがやってたりしたの見ると「あぁ、怖いな。どうなるんだろう」とは思わなくはなかったですけど、ツイート見直しても相も変わらず「向井康二のダンスめっちゃ好き!久々にファンサしてくれてありがとう大好き!」って言ってた。

 

 

最後に正真正銘『関西ジャニーズJr.の向井康二』を私が見られたのは2018年クリパ。

 

馬鹿な私はまぁまぁ良席にも関わらずペンライトを忘れるという大失態をおかして、しかたなく手ぶらで見てた。

 

目の前に来てくれた康二さんが、みんなにキラキラ笑顔で手振ったりハイタッチしたりしてて、なんとなく、ぼーっと、初めて入った14クリパを思い出してた。

 

「アイドル宣言してから、ガラッと変わったなぁ。あの頃のよくわかんない顔から、キラキラアイドルスマイルになったなぁ」

 

よくわかんない顔でファンサされたのは私だけかもしれないけど。

 

 

これで終わり。あけおめも行けず、あの涙の公演もTwitterで伝え聞いて、嫌だな嫌だな、嫌な方向に事が進みませんように、せめて前向きな話でありますように、って願ってた。

 

結果、前向きっちゃ前向きだけど何とも言えない今回の件が発表されたわけでした。

 

 

これを書いてる1月19日現在、3日連続でほぼ徹夜してるし、いまだに言い様のない不安にかられて、これからのこと考えてよくわかんなくなって、ってのを繰り返してる。

 

よりによってなんで1月17日発表だったの!うちの母親が1年で1番辛そうにしてる日にこっちまで辛い気持ちになりたくないわ!!(理由は察して)

 

無理に明るくしてて、たぶん母親は徹夜だからだと思ってたんだろうけど、こんなこと言い出すぐらいには気にしててくれた。

 

 

このあと「康二くんは東京に住むの?一人暮らし?お母さんついて行ったりしそうやね」とも言われた。これ私がそう言われる前にツイートしてたのとおんなじ内容で、親子考えること一緒だなワロって思ってた()

 

 

このときまだ無理してコジティブになってたときね。

 

 

でも、まだ不思議なんだけど、涙はそのほぼ徹夜してた夜中のうちに止まってたんですよ。

 

(涙止まらないうちにコンパスオブユアハート聞いて余計泣いてたのはただの馬鹿です)

(でもめちゃくちゃいい歌詞なのグサグサ刺さったの聞いてみてみんな)

 

私はいつも、どこか冷めてオタクやってる自覚があって。どの分野でも。

変わり身がはやい、と自称したけど、

 

 

 

たくさんオタクかけもちしてるからこそ、傷をほかの分野で癒せるってだけかもしれないな、と今改めて思う。でずにーとか言っちゃってるし。

とはいえ、17日のうちは大してほかの分野の情報追えなかったけど。

 

それは理由のひとつで、もうひとつあるかなと思った。

 

思い出しても、ここに書いたようなこの2日3日で思い出してた今までのこと見ても、私毎回毎回『好き』をアップデートしてるなって。

 

見る度に、好きだな、やっぱり好き、ここが好き、ここも好き、って新鮮なぐらいに好きなとこ更新してた。

 

それは私の記憶の定着がたぶんひとより劣ってるところも関係するんだけど。

見る度に思い出す。ここ好きやったやん!って。

 

しかもその毎回思う好きなとこって、毎週まいジャニとかいろんなとこで見てるとこと違って、アイドルの姿であるが故のポイントが多くて。

 

"人間としての向井康二"も好きだし尊敬してるけど、"アイドルの向井康二"は別格で好きなのかもしれない。

 

だから、続けてくれるだけありがたいって思った。

 

 

まだまだ康二さんのアイドル姿見れるんだ!やった!着いていけるんならどこへでも行こう!

 

 

これが、私の決意表明です。

 

担降りブログみたいに振り返ってきたけど、まだまだ応援できるんならし続けるよ、だって大好きだもん。

 

 

この件があって、より一層好きになった気がする。毎日好きが溢れて止まらない。

 

 

このツイートがちょうど私がどうにか前向けたときのツイート。

 

たくさんの幸せを、溢れんばかりの幸せを、抱えきれないぐらいファンにくれる康二さん。

 

それのお返し、まだ私できてないなって思った。

 

今、いろんなとこから彼や彼らはいろんな言葉を投げられてる。

その気持ち、全部わかる。理解できるって意味でのわかる。

 

彼らもたくさん言われること分かってただろうし、それこそ彼らの言葉でどうにもならなかったことなのかもしれない。

 

6人のSnow Manさんのファンの方の複雑な気持ちもわかる。6人での結束力も少クラやらYouTubeやらで見てたし。SnowDream、私も何回も動画見てたし。

私だってSnow Manは6人でこのまま行くんだと思ってた。まさか自担が加入するなんて夢にも思ってなかった。

 

"どうにか"前向けただけで、私も複雑な気持ちなことに変わりはない。

 

でも、この間別の界隈で、お友だちと『正式発表やら本人の言及が無い限り、所詮は全部オタクの戯言だよね』って話してたんだけど、これここにも当てはまるな、タイムリーに当てはまっちゃったなぁと笑ってしまった。

 

穏やかに楽しくオタクしたいってそのときも言ってたのに、いざ当事者になると穏やかでなくなってしまった私。

 

なんだか申し訳なく思った。だだっ子みたいにやだやだ言って。

 

本人たちがどんな経緯にしろ受け入れたことを、私は尊重したいし、せっかく自担が参加させてもらえるんならみんなまるっと応援したい。

元々東京のJr.の中では1番好きなユニットだったSnow Manの、形は違えど担当になったんなら、全力で応援させてもらいたい。

 

だから私は、康二さん大好き!Snow Man大好き!って、言い続ける。

いまだに9人のSnow Manが並ぶ姿を想像できないし、それを実際に見たとき私はたぶん「これはSnow Manじゃない!」と一度は思ってしまうと思う。

 

でも、康二さんに、新しいSnow Manに、私は何度でも恋する自信がある。

いつもみたいに何度でも、毎回新鮮に恋する自信がある。

 

だいすき。アイドルしてくれる康二さんが本当にだいすき。

どこにいてもキラキラ輝いてる、はず。

 

キラキラ輝くアイドルを、ファンの前で最高に輝いてくれる人を、私は好きになれてよかった。

 

引っ張る立場になって、彼はたくさんの想いを背負える強いひとになりました。

それを、私はファンとして支えてあげたい。

 

だから、ずっと、私は向井康二のファンでいます。いさせてください。

 

 

 

以上、日本語力が格段に落ちたオタクの決意表明でした。

ぐちゃぐちゃのまま書きなぐったブログ、読んでいただきありがとうございました。

 

ついでに、私がずっと聞き続けた曲・コンパスオブユアハートをみんな聞いてくれ。東京ディズニーシーのアトラクション、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの曲だよ。Jr.担グサグサ刺さるから未履修の方必ず履修して。私は聞く度乗る度にめちゃめちゃ泣く